マンションイメージ写真はイメージです Photo:PIXTA

マンション価格の上昇が止まらない。都心の一部の高級物件だけでなく、ファミリー向け住戸の中心価格帯も押し上げられ、「億ション」はもはや限られた富裕層向けの言葉ではなくなりつつある。価格高騰が続く中、マンションの「ブランド別平均価格」ランキングから資産価値の現在地を読み解く。(ダイヤモンド・ライフ編集部 大根田康介)

首都圏マンション
新築は平均1億円突破

 不動産経済研究所によると、2026年上半期に首都圏で発売された新築マンションの平均価格は1億135万円となり、上半期として初めて1億円を突破した。前年同期比では13.1%上昇している。東京23区は1億4249万円に達し、神奈川県も8346万円、千葉県も8997万円となった。

 こうした市場環境のなか、ブランド別の価格差はどうなっているのか。MFSが2026年8月にリリースしたマンションAI査定サービス「CAPS」によるブランドランキングを見ると、高価格帯ブランドの強さが鮮明になった。

 マンションは、「パークコート」「プラウド」「ザ・パークハウス」などのブランドごとに広く認知されているが、これまではブランドごとの価格や賃料、値上がり幅を同じ条件で比較できるデータがほとんどなかった。デベロッパーが公表する情報は自社物件が中心で、他社ブランドと比べることが難しいためだ。

 そこでMFSは、450万件の販売価格・賃料データを基にした独自のAI価格モデルを活用し、推定単価をブランド別に集計した。面積や間取りなどの条件をそろえて比較できる「マンションブランド 価格・賃料ランキング」を開発し、ブランドごとの価格水準や上昇率を分かりやすく示している。

 それでは、マンション「ブランド別平均価格」ランキングの上位3位(2026年8月時点)を見てみよう。