「自然でよく遊ぶ子」はなぜお金に強いのか?金融のプロが気づいた〈3つの理由〉写真はイメージです Photo:PIXTA

「子どもをお金に強い大人に育てるには、何をすればいいのか」。投資を教える、金融教育を受けさせる――そんな方法を思い浮かべる人は多いかもしれない。

だが、富裕層の資産運用に20年間携わってきた金融のプロが、5歳の双子を育てるなかでたどり着いたのは、意外にも「自然の中で思い切り遊ばせる」という方法だった。

海、山、川での遊びが、なぜ「お金に強い子」を育てるのか。金融の世界との意外な共通点を、実体験を交えて紹介する。(ウェルス・パートナー代表 世古口俊介)

 私は大学卒業後から、富裕層のお金を預かり、資産を運用する仕事に携わってきました。気づけば20年、お金や投資について考えることが日常になっています。

 一方、プライベートでは5歳(年中)の双子の息子の父親です。仕事とはまた違った難しさに悪戦苦闘しながら、にぎやかな子育ての日々を過ごしています。

 今回は、そんな私の子育ての実体験をもとに「金融のプロ」の視点から気づいたことをお伝えします。

自然遊びは「最高の金融教育」だった

 私は今、仕事の関係で東京に住んでいますが、実家は田舎で自然の中でのびのび育ったので、子どもたちにもたくさん自然遊びをしてほしいと思い、ほぼ毎週、海や川、山などに連れていき自然の中で遊ぶ機会を作っています。

 子どもと一緒に自然遊びをしていく中で、気づいたことは「自然体験は最高の金融教育」になるということです。

「え、自然と金融、全然関係ないじゃん」と思われた方もいるかもしれません。私も最初はそのように考えていました。

 しかし、よくよく考えると自然と金融の世界には共通点が多いのです。自分の子どもたちが自然遊びを通して成長していく姿を見ているうちに、「自然体験は金融教育にもつながる」という思いは、次第に確信へと変わりました。

「自然遊びをするだけで、子どもがお金に強くなる」私がそう考える3つの理由を説明します。