「夢はあるのに、なかなか実現できない」。一方で、毎日やるべきことはこなしているのに、自分が望む未来には近づいていない。そんな感覚を抱く人は少なくない。大きなことを成し遂げるには、夢を描くだけでも、目の前のことをひたすらこなすだけでも十分ではない。では、目標を現実に変え、着実に前へ進んでいく人は、どんな特徴があるのだろうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「夢を見るだけ」で終わらせていないか?
「いつか自分の店を持ちたい」「本を書いてみたい」「今とは違う仕事に挑戦したい」
そんな夢や目標を持ちながらも、実際の行動には移せないまま時間が過ぎていくことはないだろうか。
一方で、目の前の仕事を着実にこなし、頼まれたことにもきちんと応えているのに、「このままでいいのだろうか」と感じる人もいる。
夢を描くだけでは、現実は変わらない。
けれど、やるべきことをただこなすだけでは、自分が本当に成し遂げたいことを見失ってしまう。
何においても成功する人の特徴。
それは、夢を見る力と、それを実行に移す力を組み合わせられることだ。
ドリーマーとドゥアーの「いいとこ取り」をする
その大切さを教えてくれるのが、次の考え方である。
大切なのは、ドリーマーの発想力を、ドゥアーの実行力と組み合わせることだ。そうすれば、本当に重要なことをもっとたくさん成し遂げられるようになるはずだ。また、この2つを組み合わせることで、自分の足を引っ張っている不要なものを手放しながら、重要な目標を追い求められるようになる。そして何より、時間不足に対する不安やフラストレーションを減らすこともできるのだ。
とはいえ、私はあなたが後悔なく生きられることを約束はできない。人生は喜びと苦しみの両方に満ちている。つらいことは起こるし、ときにはとてもひどいことも起こる。しかし、ここに大切な真実がある。できるだけ後悔せずに、できるだけ楽しく、目的を持って生きるには、夢を見ることと実行することの2つが必要だということだ。
私たちは、1日で達成できることを多く見積もりすぎ、結果としてフラストレーションや不安を抱えている。だが私たちは、1年で達成できることを少なく見積もっている。長期的な計画を立てれば、日々のストレスが軽減され、着実に有意義な進歩を積み重ねていけるようになるのだ。
大きな目標を持つことは大切だ。だが、それだけでは何も変わらない。
一方で、目の前の仕事をどれほど効率よく片づけても、それが自分の望む未来につながっていなければ、いつか虚しさを感じてしまう。
だからこそ、まずは自分が本当に成し遂げたいことを見つめる。
そして、それを遠い夢のままにせず、今日できる小さな行動に変えていくことが必要だ。
大きな成果は、一日で手に入るものではない。
しかし、夢を持ち続け、実行を重ねる人は、少しずつ目標に近づいていく。
自分が何を望んでいるのかを知ること。そして、そのために今日できることをすること。
この二つを重ねることが、どんな分野でも前に進み続ける力になるのである。






