米アリゾナ大学のフットボール選手ノア・フィフィタさん(23)は、入学後に学生寮でルームメート5人と共同生活を始めた。だが、花形のクオーターバックであるフィフィタさんが大学生活を終えるのは、アリゾナ州トゥーソンのキャンパスから4.8キロメートルほどの場所にある4ベッドルームのリノベーション済み邸宅だ。不動産の記録によると、カリフォルニア州出身のフィフィタさんは昨年、プール付きで山を眺望できる、この物件を95万ドル(約1億4500万円)で購入した。これまで、家の購入はプロ転向後の到達点だった。だが、2021年の規則変更により、学生アスリートは自身の名声から報酬を得られるようになり、住宅購入のタイミングが早まった。選手が受け取る報酬は急増し、ネーム(名前)、イメージ(画像・映像)、ライクネス(肖像権)の頭文字をとった「NIL」の市場が数十億ドル規模に拡大した。主要大学のフットボールチームのスタメン選手たちは今や年に数十万ドル、時には数百万ドルを稼ぐようになった。
変わる米学生アスリートの暮らし 寮から高級住宅へ
アメフト選手が大学近くの高額物件を購入するようになった
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