スマホの通信量でおなじみの「ギガ」だが、その大きさの意味を意識して使っている人は多くないはずだ。これは「SI接頭語」と呼ばれ、共通の法則で桁の大きさを表している、世界共通のルールだ。無意識に使っていた単位の仕組みから、計算時に単位を消し合わせて変換するコツまで、『アメリカの中学生が学んでいる 14歳からの化学』から意外と知らない単位の秘密を解き明かす。
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測定
化学では国際単位系(SI単位系)の使用が望ましい。
SI単位系には、各種の測定値のために一つずつ基本的な単位がある。


基本的な単位に10の倍数を掛けるための、一連の接頭語が定められている。
接頭語を変えれば、SI単位によって大きい測定値や小さい測定値を表すことができる。

単位換算
単位換算とは、実際に測定したときの単位を、答えを導き出すのに必要な単位に変換するための数学的方法のことである。
2つの単位の関係は換算係数で表される。
たとえば、あるミニカーの長さを測ったら15cmだったとしよう。インチではどれだけだろうか?
はじめに、インチ(in)からセンチメートル(cm)への換算係数を知る必要がある。
インチからセンチメートルへの換算係数は1in = 2.54cm。
この換算係数は次の3通りの形で書くことができる。

どの形を使うかは、もとの単位と、いまから求めたい単位によって決まる。
いまの場合、何インチかを知りたいので、使う換算係数は

こうすることで、分母の単位(センチメートル)が打ち消し合うようにすることができる。
与えられた長さ(15cm)に、換算係数の分子(インチ)の値を掛け、それを換算係数の分母(センチメートル)の値で割れば、答えがインチで求められる。

したがって、ミニカーの長さは5.9in。
何かの長さをキロメートルで測定したが、その長さをセンチメートルで知りたい場合には、次のような単位換算をおこなう。
1. まずメートルに変換する。

2. さらにメートルをセンチメートルに変換する。





