米カリフォルニア州のサンフランシスコ・ベイエリアには、これまで誰も見たことがないほどのカネがあふれている。しかし稼いだ本人たちは、そのお金を使いこなせていない。AI(人工知能)企業の従業員は多忙を極め、従来の富の象徴に特別な関心を持っておらず、多くの人はまだ労働の果実を十分に享受できていない。特注の自転車でイタリアを巡る旅行を予約するのもいいかもしれない。ただし仕事を休むことができれば、の話だ。自宅の庭に高級なサウナや水風呂を設置するのは、リラックスする手段としては理にかなっていると言えなくもない。しかし、使う予定のないキッチンに大金をはたくのは論外だ。サンフランシスコの不動産市場を見れば分かるように、新居に数百万ドルがつぎ込まれることもある。しかし壁に飾るアート作品への投資は、この層にとっては優先事項ではない。
巨万の富を手にしたAI企業の社員、ぜいたくとは無縁
オープンAIやアンソロピックの未公開株の売却でミリオネアになった従業員が何百人も誕生している
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