キーエンスの年収を超えた
昨年上場の不動産会社は

 2位はM&Aキャピタルパートナーズで、平均年収は2265.8万円(従業員数296人、平均年齢32.4歳)だった。

 M&A(企業、事業の合併・買収)の仲介サービスを主力事業とする同社は、このランキングの常連企業。2021年版から5年連続の1位に輝いたが、今回は約30万円差で2位となった。

 そのM&Aキャピタルパートナーズを僅差で追うのが、3位となった不動産買い取り再生事業などを行うセンス・トラストで、平均年収は2246.5万円(従業員数114人、平均年齢32.0歳)。

 なお、同社は2025年12月に東京証券取引所「TOKYO PRO Market」に上場したため、今回がランキング初登場となる。

 4位はセンサー大手のキーエンスで平均年収が2178.3万円(従業員数3306人、平均年齢35.0歳)。「給料の高い会社」として知られるが、前回の2位から2つ順位を下げる結果となった。

 ここまでの上位4社の平均年齢はいずれも30代。実力、成果主義で年齢が若くても高年収を実現できる制度やカルチャーがあることがうかがえる。

 5位は三菱商事で、年収は2112.5万円(従業員数5328人、平均年齢42.3歳)。総合商社で唯一ランクインした。

 26年3月期における三菱商事の連結純利益は8005億円(前年同期比15.8%減)で、伊藤忠商事、三井物産に次ぐ業界3位に転落した。だが、今期(27年3月期)は1兆1000億円を見込み、“王座奪還”を目指している。

 今回、平均年収が1500万円を超えた企業は23社。1000万円超は170社、800万円以上は599社に上った。

 昨年のランキングでは平均年収が1500万円を超えた企業は16社。1000万円超は133社、800万円以上は496社だったので、いずれも増加している。物価高を背景に賃上げを求める声が強まる中で、給料を上げる企業が増えていることも影響しているだろう。

 ちなみに今回、少数の従業員で構成される持ち株会社を極力除外するため、従業員100人未満の企業は対象外とした。一方で、従業員100人以上の持ち株会社については順位に含まれている。

 持ち株会社については、冒頭で述べた通り、グループ企業の一般的な年収よりも高くなりがちな傾向がある。こうした事情を踏まえてランキングをチェックしてみてほしい。

 次ページ以降では、「年収が高い会社ランキング2026」全1000社のランキングを一挙公開する。

(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹)