エリザベス・ウォーレン上院議員(民主)はもう謝罪の手紙を送っただろうか。同議員が連邦準備制度理事会(FRB)の新たな議長は独立性を保てないと述べたのは間違いだったと認める、ケビン・ウォーシュ氏宛ての手紙のことだ。連邦公開市場委員会(FOMC)が16日に政策金利を0.25%引き上げる決定を下したことを受けて、自らの過ちを正すべきなのはウォーレン氏だけではない。独立した精神を持つ人々の集まりであるはずのFRB担当記者団は夏の間、FRBの信頼性を懸けてウォーシュ氏とドナルド・トランプ米大統領がにらみ合っていると一斉にあおり立てた。トランプ氏が利下げを好むのは有名な話だが、正直に言えば選挙で選ばれた政治家は誰でもそうだ。ウォーシュ氏が議長として臨んだ最初の2回の会合でFOMCが金利の据え置きを決めたことは、FRBの信頼性が揺らいでいる証拠のように扱われた。