マンガ:三浦晃子マンガ:三浦晃子(同書より転載)

がんを告知された直後、多くの患者は衝撃や混乱に襲われ、その後も不安や怒り、孤独などの感情の間を揺れ動く。そんな本人を励まそうとして、家族や友人がかけた言葉が、かえって「わかってくれない」と感じさせてしまうこともある。がん患者の心に起きる変化と、周囲が寄り添うときに知っておきたいことを見ていく。※本稿は、静岡県立静岡がんセンター名誉総長の山口 建監修『がんになったとき知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。

がんの告知を受けた人の
心は3段階で変化する

「がんです」と初めて知らされたときを振り返って、多くの患者さんは「頭が真っ白になった」「目の前が真っ暗になった」と言います。

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 深刻な事態に直面し、危機を自覚すると、個人差はあるものの、一般的に下図のように心が動くとされています。

図表:多くの患者さんが経験する心の動き同書より転載 拡大画像表示