米国防総省が支援するベネズエラの石油会社は増産を急いでおり、長年にわたり同国最大の民間石油生産会社として君臨する米シェブロンに数カ月以内に挑む態勢にある。トランプ政権のベネズエラでの新たな提携相手であるノース・アメリカン・ブルー・エナジー・パートナーズ(NABEP)は、掘削リグ60基、重油を移動させるための高温蒸気を発生させる蒸気ボイラー30基、重機70台を確保したと明らかにした。掘削リグ2基は28日、貨物船「BBCワシントン」でテキサス州ヒューストンを出発し、6日間かけてベネズエラに向かう予定だ。NABEPは先月の米国との合意により、油田17カ所を開発する機会を確保した。これらの油田には同国の埋蔵量の5分の1に相当する650億バレルの原油があるとされる。同社は比較的短期間で、より開発が進んだ油田で大幅な増産を実現すると見込まれている。米国防総省は経営に関与せずに同社の35%の株式を取得し、その生産量の20%を原価で購入する優先権を有する。
米政府出資のベネズエラ石油会社、シェブロンに挑む態勢整う
ベネズエラでのNABEPの原油生産量は今年末か来年序盤までにシェブロンを上回る見込み
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