下がり続ける相場はない
――本村さんが凄いなと思うのは、銀行をクビになった後、不動産投資やコンサルで成功されて、普通なら「それでいいじゃん」と思ってしまいそうです。でも、さらにシャンパンの輸入販売だったり太陽光発電だったり色んなことに挑戦されていて、そのバイタリティが凄いなと思うんですよね。
本村:銀行員時代にそれなりの仕事をしていたので「ただの不動産大家です」みたいのはつまんないじゃないですか。銀行員時代より良いオフィスにしたい思いがあったし、銀行をやめて良かったと思えるぐらいの人生にしなきゃと思って一生懸命やってきました。実際問題、銀行に残っていたより良い人生になれるようなポジションまで来ていると思うので、そうなったらアメリカに訴えられたけど「こういうのもあって良かったね」と終わらせられるじゃないですか。「アメリカにやられたから自分の人生壊れたままだ」と生きるのは嫌じゃないですか。
――ですよね。
本村:そこは結構大きいですよね。「なぜ頑張ったんですか」と言われたら「これで終わらせるわけにいかなかったから」というのは凄くありますね。
――だからこそ書籍の中に登場する本村さんの「下がり続ける相場はない」というのは名言だなと思います。励みになりますよね。メッセージとして本のカバーのソデに印刷させていただきました。
本村:(本の表紙をめくって)素晴らしい。良いですねこれ。
――読者は最初何のことかと思うかもしれないですけど、本を読んでみると良く意味が分かるという仕掛けです。
本村:素晴らしい、これは良いですね。本当ありがとうございます。これのおかげでとりあえず家族や子ども、孫には読ませられる。「じいちゃん大変だったね」となるだけでも価値が高いですね。
――原稿を読んでみて、他人事みたいに思えたとおっしゃってましたよね。
本村:完全に他人事ですよ。「こんなに悲惨なやつ居るの?」と思っちゃいますよ。だから不思議な感覚ですよね。特に後半ストーリーとしてどんどん引き込まれていって、「あれ、これ自分のことじゃん」みたいな感覚はありましたね。
――本にも書いてありますけど、人生の第3段階は今までの経験や知恵を世の中に伝えていきたいと。
本村:お陰様で少しずつそういうステージに来ています。講演をしたり、経営者に経済の話をしたり、若い世代と話すことも多くなってきました。本が出たことを良いきっかけにして、自分の経験や知恵を語っていきたいですね。







