ネタは大体決まっている~ラッコ炎上のパターン
海外勢初の量産軽自動車。製造販売は中国メーカーのBYD。
このクルマのことを書くとSNSが炎上する。ネタは大体決まっていて、バッテリーが燃える、水に浸かると危ない、最低地上高が低くて腹を打つ、個人情報が中国に抜かれる、所詮は日産のエンジニアを引き抜いて造ったクルマ、といったところ。散々な言われようである。
さらには「BYDから金をもらった提灯記事」「書いてる奴は中国の手先」という珍妙な書き込みまである。今回は、こうした炎上ネタを一つずつ東福寺さんにぶつけていこう。
BYD Auto Japan 代表取締役社長 東福寺厚樹さん Photo by AD Takahashi
フェルディナント・ヤマグチ(以下、F):ラッコの出来には驚愕しました。正直な話、ここまで良いとは思っていなかった。それで試乗中にSNSへ、あえて「素晴らしい」「こんなにいいとは思わなかった」とベタ褒めで書いたんです。ラッコを褒めたら最後、「カネを貰ってるんだろう」「中国の手先になったのか」「中国車なんて危なくて乗れるか」と大炎上すること間違いなし。そうした炎上ネタを積み上げて今日のインタビューに臨み、「こんなに言われていますが、それに対してどう答えますか?」とやるつもりでした。
ところが待てど暮らせど炎上しない(笑)。他のジャーナリストがBYDのことを書くとキッチリ炎上するのに、私のところだけが妙に平和なんです。これはどうしたことでしょう。







