ニデックが10月1日に開いた緊急記者会見。記者から最も質問が集中したのが、岸田光哉前社長の電撃退任を巡る経緯だ。取締役会は、巨額減損と「財務報告に関わる不適切な言動」を社長の交代理由として挙げたものの、その具体的な中身については明言を避けた。一方、ダイヤモンド編集部の取材で、岸田氏は退任直前まで自ら記者会見に出席し、再建策を説明する予定だったことが判明。なぜ、再建を主導してきたトップが突然退任することになったのか。事実上の解任といえる社外取締役の苛烈なプレッシャーの中身とは。そして、取締役ではない新社長を据える異例人事の違和感とは。ダイヤモンド編集部は現地リポートも交え、ニデックで起きた極めて不可解なトップ交代の舞台裏を徹底解説する。(ダイヤモンド編集部)

岸田前社長は「退任ありき」だったのか?
会見で語られなかった“実質解任”の舞台裏

00:00 ニデック緊急会見、岸田前社長の電撃退任はなぜ起きた
02:37 6000億円超の巨額減損と「意見不表明」、会見の3つの焦点
04:01 現地記者が語る「最後まで明かされなかった退任理由」
07:07 スクープ編集長が明かす“実質解任”の舞台裏
11:06 「不適切な言動」は本当に不適切だったのか
15:10 岸田氏にかかった社外取の苛烈な圧力とは
18:55 取締役ではない新社長、異例の後任人事の違和感
19:59 ニデックは東芝の「二の舞」になるのか
22:39 アクティビスト「オアシス・マネジメント」の次の一手は
25:14 技術者流出への懸念、揺れる社内と再建の行方