今週、シカゴの「バー・ローマ」ではハッピーアワーがにぎわいを見せ、地元客が10ドルのカクテルや11ドルのブルスケッタを求めて詰めかけた。キャスリーン・ハーパーさんと夫は普段なら前菜を数品シェアするだけだが、この夜は50ドルのテイスティングメニューを奮発した。「在宅勤務なので、長い1日の後は家から出たくなる」と、詐欺防止サービスを販売するハーパーさんは言う。「業績は好調だ」とし、「残念ながら詐欺が増えているから」と付け加えた。経済全体の健全性やガソリン・食料品の値上がりを懸念しているものの、お得なハッピーアワーを楽しむだけの安心感はあるという。経済全体に見られるこうした消費行動は、米国の消費意欲が拡大していることを示している。米国人は、インフレや経済に対する悲観的な感情をものともせず、食品、旅行、ソファ、ハロウィーンの装飾品など欲しいものや必要なものへの支出を拡大している。