ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナにウォロディミル・ゼレンスキー大統領の交代を求め、ロシアの石油精製施設への空爆を停止するようウクライナ政府に圧力を強めた。トランプ氏はその前日、ロシア政府のディーゼル輸出拡大に向けた合意を発表している。トランプ氏は10日、「ウクライナは新しい大統領を迎える時だと思う」と記者団に語り、ロシアによる同国への戦争継続はゼレンスキー氏に責任があるとし、またウクライナ政府による空爆が米国や世界的なディーゼル価格高騰の原因だと非難した。「彼はいい加減、やめるべきだ」とトランプ氏は述べた。ゼレンスキー氏への痛烈な批判は、両首脳の関係が、2025年にトランプ氏が大統領に復帰した直後のオーバルオフィスでの二人の怒鳴り合い以来で最悪の状態にあることを示しており、トランプ氏に対ウクライナ支援の継続とロシアへの圧力維持を説得しようとしてきた欧州の18カ月にわたる努力を損ないかねない。