ドナルド・トランプ米大統領は、ロシアとウクライナに対し、双方のエネルギーインフラへの攻撃停止を働きかけている。ここ数日間、ホワイトハウスが対ロシア圧力を緩和し、戦闘継続の責任をウクライナ政府側に転嫁する姿勢を示したことについて、超党派からの批判が続いている。トランプ氏は11日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で「ロシアとウクライナの戦争においてエネルギー停戦が即日発効する。双方が合意した」と述べた。ただロシアはこれまでそのような合意を拒否しており、合意が成立した兆候もない。ロシアが原油を米国・世界市場に輸出することを認めた決定や、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対する厳しい発言を巡り、トランプ氏に対して議会からは反発の声が広がっている。民主・共和両党の上院議員グループは11日発表の共同声明で、トランプ氏の輸出計画は違法であり、ロシア産エネルギーの輸入を禁じた2022年の法律に反すると主張した。