来年から米民主党が連邦議会の上下両院を掌握するにあたり、ドナルド・トランプ米大統領の法案を拒否する権限が、同党の計画を阻止する鍵となる。法案が上下両院を通過しても、大統領は日曜日を除く10日以内ならば、未署名の法案に異議を付して議会に差し戻すことができ、これが拒否権の発動となる。ほとんどの場合、法案は大統領の署名なしには法律になり得ない。しかし、拒否権にも限界がある。トランプ氏は既に、次期議会の会期中にこうした大統領権限を行使する用意があると表明している。同氏は3日夜、民主党の議会両院での多数派確保が濃厚とみられる中、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、白字で「VETO(拒否権)」と書かれた赤いMAGA(米国を再び偉大に)風の野球帽の画像を投稿した。