ロビン・ブリルさん(60)が今夏、米イリノイ州シカゴで開かれた、子どもと疎遠になった親たちのための集会に足を運んだ際、参加者の多さにがくぜんとした。200人以上の母親や父親が椅子を埋め尽くし、中にはオーストラリアのような遠方から来た人もいた。さらに250人がオンラインで生配信を視聴した。3年前に28歳の息子から一方的に連絡を絶たれたブリルさんのように、そこにいた親たちは一つのこと、つまり答えを求めていた。ジョージア州アトランタ在住で、イベントプランナーを引退したブリルさんは、「なぜこれほど多くの子どもたちが(親と縁を切りたがる)のか知りたい」と話す。「個々のケースがどうであれ、子どもたちは皆同じことを言う。『母はナルシシストだ』、『父は自己中心的だ』、『何かがおかしいのは親のせいだ』と」
親と絶縁する若者 米国で急増の訳
家族観の変容やセラピーの実践方針の変化などを背景に、米国で家族の絶縁が増加。「文化的な転換点にいる」との声も。
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