出会い系アプリを運営する米バンブルは、同社の企業価値を約10億ドル(約1600億円)と評価する取引を通じて株式非公開化する方向で、協議は大詰めを迎えている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、買い手はシリコンバレーの経営幹部2人が最近設立した企業イサカ・ホールディングス。人工知能(AI)など先端技術を投資先企業に活用する方針を掲げるイサカにとって、バンブルの買収は初期の大型案件の一つとなる見通しだ。バンブルは2014年にホイットニー・ウルフ・ハード氏が創業した。時価総額は9日の取引終了時点で約3億3500万ドル。同社株は21年の上場以来、90%超下落した。協議が決裂しなければ、早ければ今週中にも取引が成立する可能性がある。