米プライベートエクイティ(PE)投資会社ニュー・ステート・キャピタル・パートナーズでは、過去1年間で従業員の約3分の1が同社を去った。一部の従業員にとって、多額の報酬を得られる見通しが薄れたためだ。従業員は、2018年に投資を開始した第2号ファンドからの報酬を期待していた。だが同ファンドの投資先企業の業績は振るわず、借り入れコストの上昇により、ニュー・ステートが同ファンドの運用益を従業員に還元するのはより難しくなるとみられている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。退職した十数人の従業員のうち一部は、ニュー・ステートが運用する4つのファンドのうち別の1つも同様の課題に直面している可能性を懸念し、同社が新たなファンドを組成できるかについても疑問を呈していた、と関係者らは述べた。