ウクライナは、イーロン・マスク氏の宇宙開発企業スペースXが軍用グレードのスターリンク端末に対して警告なしに新たな制限を課したとし、自国の中距離ドローン(無人機)攻撃能力やロシアの新世代ジェット推進式ドローンに対する迎撃能力が損なわれたとしている。スターリンクへのこの制限は、ウクライナの一部兵器がインターネットに接続したまま移動できる速度を制限するもので、ドナルド・トランプ大統領がウクライナに圧力を強める中で行われた。トランプ氏はウクライナに対し、ロシアの製油所への攻撃を停止するよう求めており、戦争継続の責任をウォロディミル・ゼレンスキー大統領に負わせ、退陣を求めている。ゼレンスキー氏の顧問であるセルヒー・ベスクレストノフ氏は通信アプリ、テレグラムに「スペースXが昨夜、移動中のスターリンク端末に速度制限を実施したことを認める」と投稿。「われわれの防衛部隊はこの制限について何の警告も受けておらず、複数の任務に支障が生じた」としている。