AP通信によると、ノースカロライナ州の連邦上院選で民主党候補のロイ・クーパー氏が共和党候補のマイケル・ワトリー氏を破り、議席を共和党から奪還した。開票率56%の時点で、過去に知事を2期務め、高い人気を誇るクーパー氏の得票率は67%に達し、共和党全国委員会の元委員長であるワトリー氏は32%だった。この日の選挙戦で民主党による初の上院議席奪還となった。69歳のクーパー氏はノースカロライナ州で長年活動してきた政治家で、これまで選挙で敗れたことがない。物価上昇を主要な争点とし、値上がりの多くはドナルド・トランプ大統領に責任があると批判した。クーパー氏は「物の値段を下げる」と題した州内遊説を行った。トランプ氏に近いワトリー氏はこれまで公職に選出されたことがなく、イランとの戦争を含む大統領の政策を擁護した。大統領選で3回ともノースカロライナ州を制したトランプ氏はワトリー氏を支持し、同氏のために遊説を行った。しかし、食品やガソリン価格の上昇に対する有権者の懸念から、同州でのトランプ氏の支持率は低下していた。