ドナルド・トランプ米大統領が中間選挙当日に対イスラエル支援を打ち切る方針を突然表明したことは、見かけほど重大ではないし、見かけより重大でもある。見かけほど重大でない理由は、この発表が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の提案と、少なくとも1年前から進められてきた共同の計画に基づくものであることだ。見かけより重大というのは、今回の動きが米・イスラエル関係を巡る政治情勢の悪化を物語っているからだ。アブドゥル・エルサイード氏のミシガン州連邦上院選の選挙戦を踏まえ、反ユダヤ主義とイスラエルについてFOXニュースで問われたトランプ氏は、思い付くままに語った末に、次のような新たな発表を行った。「イスラエルへの支払いに関して、『ビビ』(ネタニヤフ氏の愛称)と私はディール(取引)を成立させている。われわれは年40億ドル(約6300億円)をイスラエルに供与しているが、それを終了することで数カ月前に合意した」
【社説】米国の対イスラエル支援終了か?
トランプ氏とネタニヤフ氏、数カ月中ではなく年単位での段階的廃止を協議
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