発想の転換が
大きなビジネスチャンスになる
従来の常識で考えれば「中小・零細企業に文房具を売っても儲からないよ!」となってしまいます。
しかしそれは、従来の法人営業の発想です。「営業マンが人的販売を行う」という常識に囚われてしまえば、中小・零細企業を対象とした文房具販売は儲からないビジネスです。
ところが中小・零細企業における文房具ニーズを「雨ざらし市場」と捉え、営業マンによる人的販売ではなく、カタログ・Webサイトを中心としたビジネスモデルで捉え直せば、一転、成長市場となるわけです。
そうした新しい「雨ざらし市場」をいち早く発見して参入すれば、アスクルのように急成長することも可能なのです。それはまさに、未開のフロンティアと言えるでしょう。
実際には、この他にも数多くの「雨ざらし市場」があります。
大切なことは、こうした市場をいち早く見つけ、いち早く参入することです。どんな市場でも、真っ先に参入した会社が先行者利益を享受できます。文房具通販に1番目に参入したアスクルの年商は2000億円強、2番目に参入した「たのめーる」は1000億円強、さらに3番目に参入した「カウネット」は800億円弱という序列になっています。
とにかく早く参入することが大切なのです。
(次回は10月28日更新予定です)
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法人営業の会社が「業績アップ」をとげる必勝ノウハウとは?船井総研の売れっ子コンサルタントが、競争の少ない「雨ざらし市場(零細・個人事業主)」と「クジラ市場(大企業)」の攻め方、その手法としてのB2Bダイレクトマーケティングの導入法を具体的に解説。この方法なら価格競争なしで優良顧客が開拓できる。
【主な目次】
CHAPTER1 消費者を狙うな、法人に売れ!
CHAPTER2 2つの空白マーケットで劇的に業績を上げる方法
CHAPTER3 巨大な空白マーケット「雨ざらし市場」を狙え!
CHAPTER4 「雨ざらし市場」でお客様をつかむ法人通販の進め方
CHAPTER5 じつは価格競争なしで攻略できる「クジラ市場」を狙え!
CHAPTER6 コネなし、人脈なしでも「クジラ市場」を開拓できる!
CHAPTER7 リピート客を確実に増やす顧客フォローの進め方
CHAPTER8 売上のバラツキをなくす営業マネジメントの進め方
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