皆様、こんにちは。美的収納プランナーの草間雅子です。

 あなたはご自身の人生の終焉(エンディング)に際し、何か備えていらっしゃいますか?

「自分にはまだ早い」
 「そんなの縁起でもない」

 と苦笑されるかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか?

 まだ年齢が若かったとしても、不慮の事故、突然の病、自然災害など、哀しいことに不測の事態は誰の身にも起こり得るものです。

 もし突然人生の終焉を迎えてしまったら?

 または、余命わずかと宣告されてしまったら?

 あなたに万が一そのような事態が訪れても、周囲も自分も困らないための準備はできているでしょうか?

あなたの机の中は、見られては困るものが無防備に放置されていませんか?

 残されたご家族は困りませんか?

 資産情報やいざという時の連絡先などは整理されていますか?

 そして、見られては困るあんなモノやこんなモノは無防備に放置されていませんか?

 残された人たちに迷惑をかけない、ご自身も恥をかかなくて済むためには、必ず整理しておくべき諸々の事柄があります!

エンディング整理術は
「人生の再スタート」のための整理術でもある

 また、このように人生の終焉を想定して行う整理には、死後への備えとしてだけでなく、これまでの人生をいったん整理・棚卸しし、身軽になって再出発するといった「未来をよりよく生きる」ための再スタートという側面もあります。同じ作業でも、本当に老いてからでは、より「死への準備である生前整理」としての実感値が高くなるため、重く暗い気持ちになってしまいがちなのだそうです。

「そろそろ人生折り返し地点?」と意識されているそこのあなた!(私もそうですが)

 まだまだ気力・体力共に元気で判断力も冴えた今のうちに、是非準備を始めてみませんか?

「デキる男は去り際もスマート!」

 今回は、そのための『エンディング整理術・会社編』をお届けします!