ホットフラッシュの症状が治まったら
お腹周りのお肉もスッキリ!
更年期に入ると、女性ホルモンの分泌量が急激に減少します。すると、自律神経のバランスが崩れてしまうことで、更年期特有の症状が起こってしまいます。冷えと多汗が交互に訪れてしまうのも、自律神経のバランスが崩れているから。
私がサロンで行っている「肌をつまむ」という手技は、血液やリンパの流れをよくしてくれます。血流がよくなれば、体内の水分代謝が正常になり、摂取と排泄のバランスがよくなります。そうすれば、ホットフラッシュのような過剰な症状も軽減できるのです。
その女性は、サロンに数回通って、ホットフラッシュはなくなったと喜んでくださいました。さらに、お腹周りの脂肪もすっきり落とすことができました。もともと太っているほうではありませんでしたが、年齢とともにお腹周りについたお肉が気になっていたらしいのです。全身の血流がよくなったことで、代謝が促進されて、サイズダウンに成功したというわけなのです。
「冷え」を消すだけで、サイズダウン。肌をつまむだけで、冷えがなくなるなんて、簡単すぎる!と思う人もいるでしょう。しかしうそだと思ったら、一度「肌を優しくつまみよせ→持ち上げ→もとに戻す」という一連の動きを、手先や足先でお試しください。数回も繰り返せば、体の中からじんわりと温かくなることを実感できるでしょう。次回も「冷え」と「体」の関係についてご紹介していきます。
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解説された図を片手にツボを探ってみたけど、いまいちわからない。効果が感じられない。そんな人も多いのではないでしょうか? しかし本書でご紹介している「冷え消しマッサージ」は点でとらえるツボ押しとは180度違う、面での手技なのでとっても簡単なうえ、指圧やツボ押しのようにぐいぐい肌を押してストレスを与えることもありません。肌を「引き寄せ→持ち上げ→もどす」という一連の動きをリズミカルに行うだけなので、とても心地よいのに、効果はてきめん。予約がなかなか取れないサロンとしてクチコミで人気が広がる「PuLLskin Body’s」の主宰、永井佳子さんがサロンで行っている施術をセルフマッサージのメソッドとして紹介した1冊です。