胸のカップ下には、結婚までのカウントダウンを設定できる時計。サイドには、婚姻届用の印鑑とボールペンを装着できるホルダー――。

トリンプの婚活ブラ。カップ内にはプロフィール入りハンカチが内蔵されている

 5月13日、トリンプ・インターナショナル・ジャパンが発表した「婚活ブラ」(非売品)に度肝を抜かれた人も多いことだろう。“料理上手をさりげなくアピールする”という、ハート型なべつかみ付きエプロンショーツもセットになっている。

 「これまでも少子化対策ブラやレジ袋ブラ、裁判員制度ブラなど、世相を反映したユニークなブラジャーを発表してきましたが、今回の婚活ブラはとくに大きな話題に。マスコミの露出度も今までに比べ、かなり高かったです」(同社広報担当)

  婚活ブームはまさにたけなわである。

 5月6日、日本初の「婚活試写会」が行われたのは、東京都中央区の松竹試写室。婚活パーティーやジャーナリスト・白河桃子氏による婚活レクチャーも同時開催された。ダイヤモンドリング専門店を展開するプリモ・ジャパンは、洋菓子店とのコラボ商品「婚活内定証付きの“プロポーズケーキ”」を6月1日から発売する。

 このほか、婚活支援福袋(「松屋 銀座店」)や婚活バー(六本木「GREEN」)などなど、“婚活”の名を冠した商品、サービスが続々と登場中だ。ちなみに、「婚活 サービス」でグーグルを検索してみると、946万件がヒットした。

婚活をキーワードに
不況を勝ち抜く?

第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト 永濱利廣氏

 「今の若者はネットで買い物や探し物をするのに慣れている世代。今の婚活ブームは、ITという土台のうえに成り立っている」と分析するのは、第一生命経済研究所 主席エコノミストの永濱利廣氏。

 「ブームのおかげか、不況にもかかわらずウェディング市場は底堅いですね。デルタアイディ総合研究所によると、2008年の結婚式場業市場規模は1兆4875億円。前年比マイナス0.6%と微減にとどまっています」