面接官が覚えやすいよう
自分のウリを一言でまとめる

 可能な限り短いコトバで、自分をPRすること。

「『〇〇』という価値観を大切にしてきました」
「『〇〇な力』を発揮し、学生時代■■をしてきました」

など、〇〇の部分だけを相手の心に残すようにしゃべる。

1つのコトバに、きみの思いを集約させる。
「これだ!」としっくりくるコトバを見つけるのだ。

 1つなら、面接官でも記憶できる。

 採用担当者の立場にも立ってみて欲しい。
 1日に数十人を面接する。何時間も人の話を聞き続けるのだ。
 多くの学生が、似たようなコトバやフレーズを使って自分をPRする。
 人間だから疲れてくるし、集中力も途切れる。

 短いコトバじゃないと、印象に残り辛い状況なのだ。
 本当に伝えたいことだけを残して、それ以外を削ぎ落とす勇気を持とう。

 どうしてもPRの喋りだしで、きみの第一印象は決定される。
 これが好印象で発進すると、その後の面接も運びやすい。

 面接が進行している最中の質問と違って自己PRは事前に準備ができる。
 ここは気合いを入れて準備したいところだ。

 ちなみに、友人と2人1組になって練習すると効果的だ。
 友人を面接官に見立てて、自己PRをしてみよう。

 そして、フィードバックをもらう。
 1回で伝えたいことを相手の心に残すことができたらOKだ。