普段から、管理人と住人が気軽に挨拶をする関係ならば、良いコミュニティーが形成されているのではないか、というのだ。

 さらに、丸山氏は宅配業者にマンションのイメージや評判を聞いてみるというのも、マンションのコミュニティーを知る方法として有効だそうだ。宅配便の担当者は、多くの場合マンション毎に担当者が決められており、担当者は同じマンションを毎日のように訪れている。したがって、そのマンションの雰囲気を感じているということだ。

 休日ならば、管理人が休みの場合もあるし、日曜日は宅配便の稼働は少ない。だから、生のコミュニケーション状況が知りたければ、平日に物件見学に行く方がいいのだ。

 加えて、チェックしておきたいポイントは、住人向けの掲示コーナーだ。これもヒアリングで多くの人が挙げた。

 まず見ておきたいのは、理事会の議事録(あるいはそれに類する回覧的な掲示物)だ。それを見れば、どのような事が理事会で議論されているかがわかる。つまり、マンションがどんな問題を抱えているかがわかるということだ。

 さらに、「古いものが貼られたまま放置されていないか」、「一部の住人にしか関係のないものが掲示されていないか」、「雑に貼られていないか」、「破れたまま放置されていないか」などもチェックしたい。

修繕積立金に要注意
長期計画をチェックせよ

 では、新築マンションの場合はどうか。以下のようなところがポイントだ。

 まず、管理規約案(新築時の想定されているもの)を販売会社に見せてもらおう。初めてマンションを購入する方は、見慣れないものかもしれない。しかし、住み替える人の場合は、現在住んでいるマンションの規約と比べてみるといいだろう。

 しっかりした規約は細部まで規定されているものだ。中身がスカスカだと感じるものは要注意だ。