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「デジタルな日常」を生きる

新年度を機に、スマホで
「手帳のデジタル化」をはじめよう

松村太郎 [ジャーナリスト・著者]
【第16回】 2014年4月8日
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 またSunriseがユニークなのは、予定の名前を見て、「Lunch」「Meeting」「Skype」「Hospital」といった言葉があると、予定のアイコンを自動的に設定してくれる点だ。文字だけのカレンダーよりも直感的でわかりやすい点が気に入っている。位置情報にチェックインするソーシャルメディアFoursquareのデータを読み込むことができ、自分のチェックイン履歴をカレンダーに表示できる点も、行動のログとして便利だ。

 また、GoogleやFacebookなどのカレンダーと連携し、共有された予定のイベントへの参加、不参加を登録できるほか、誰かと予定を共有する場合には、電話帳やFacebook、LinkedInなどと連携し、人の名前を入力しかければ、その人のフルネームを自動入力できるようになった。

Sumriseで、これから会う人のプロフィールも簡単にチェックできる

 例えばミーティングの際、これから会う人のプロフィールをタップすると、FacebookやLinkedInのその人のページを開くことができる。また会社名をタップすると、テクノロジーメディアのTech Crunchが運営するテック企業のデータベース「Crunch Base」にアクセスして、会社のことをよりよく知ることができる。

 こうしたアプリを使っていると、ただスケジュールを入れるためだけでなく、次のミーティングに備えるためにウェブ上の情報を駆使してくれる「アシスタント」になってきたことがわかる。

 アプリのデザインとしてまとめることは非常に重要だが、決してアプリが特殊なアルゴリズムを持っているわけでなく、既にある情報を結んでくれているだけであることも、忘れてはならない。自分の情報も含めて、ウェブのサービス上にはデータとしての「自分」が存在していて、このデータが自分もしくは他の人を便利にしている反面、簡単に自分について知られる可能性もある、ということだ。

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松村太郎
[ジャーナリスト・著者]

まつむら・たろう/1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。近著に「スマートフォン新時代」「ソーシャルラーニング入門」など。

「デジタルな日常」を生きる

スマホ、SNSなど、毎日の暮らしに欠かすことのできなくなったネット環境とデジタルツール。その一方で、セキュリティやプライバシーの問題、ツールへの依存、ネットコミュニティとの関わり方など、日々新たな問題が現れ、状況は変化している。私たちは「デジタルな日常」をどう生きていけばいいのか、米国シリコンバレー在住の記者が、生活者の目線で解説する。

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