同じ「人と食べる」でも、接待など多少の気遣いを伴う食事はまた別物だろう。余計に疲れることもあると思う。でも、そんなときには、いつもよりも少し良いお店に行くことが多い。実際、接待はそんなに楽しいものではないかもしれないが、最初から最後まで重い気分で臨むより、「大変だからこそ、食事くらいは、自分のために、良い栄養を摂ろう」という気持ちを片隅に持っていてほしい。満たされない気持ちや疲労感を抱えたままでは、食べた気がしないから、と過食に走ってしまうことが少なくない。自分で自分を納得させることも、自分を大事にするひとつの方法である。

 私の場合、1日中、家にこもって書き物をしていたり、ずっとカウンセリングをしているような日には、いつも以上にお腹がすくように感じることがある。事実、食べる量も増える。でも、ずっと昔に、「頭や心が疲れたように感じたときは、同じだけ体を動かすのが良い」と聞いたことを実践するようになってからは、格段に心身が健やかになっているのを実感している。食事のバランスも、心身のバランスも、どちらも大事だし、お互いに作用しあっているものなのだろう。

 これからの気持ちの良い季節、「食事のコントロールは無理!」という人には、今以上に体を動かすようにするのがおすすめだ。


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