「雪の結晶」2453種類を分類しパーツとして<br />組みあげた「雪の結晶」インフォグラフィック

想像を超える
圧巻の2453種類の結晶

 小宮山さんとは、パラダイス山元さんの著書『ザ・マン盆栽2』を作った2001年に装幀をお願いして依頼のおつきあい。山元さんが最初に「デザインワークが、石黒さんが作るチャートの世界にばっちりハマってますよ!」と紹介してくれたのですが、まさにそのとおり。僕のアイデアと、小宮山さんのデザインは、お互いにリスペクトしつつ、その後、タッグ組んで分類王チャートのグラフィックを作っていきました。『Number』『BRUTUS』や書籍などで。

 僕のブログ内、「過去のチャートネタ」にいくつか出しています。「松本人志特集」はこれです。

 小宮山さんも同じ物を面白がる人ですから、この連載時には、打ち合わせによく来てくれました。ある時、「こんなすごい本買ったのですが、これでインフォグラフィックできませんか!」とテンション高く持って来たのが『SNOW CRYSTALS』(W.A.BENTLEY AND W.J.HUMPHREYS/著DOVER PUBLICATIONS>INC/刊)という洋書。

 雪の結晶の写真が、2453種類載っていました。様々な形の結晶が1ページに12個ずつ淡々と並ぶさまは壮観です。この写真集は、1931年の出版。アメリカの農夫、ベントレーさんが、仕事でもないのに生涯をかけて研究し、撮影し続け残したもの。これを見るまでは、いろんな種類があるんだろう、というぐらいに漠然と思ってはいたものの、これほど膨大なバリエーションがあるなんて想像をはるかに超えていました。小宮山さんがテンション上がるのも納得。

 即「これは凄い! 何か作ります!」とネタ決定。どう料理するかわくわくしてきます。