これまでこの連載を通じて、Yahoo! JAPANやGoogleで上位表示させる方法を述べてきました。どの方法も努力しだいで成果を見込めるものばかりですが、逆に、努力をしすぎることによって検索結果から消されてしまうケースもあります。

努力が裏目に出ることもある

 Yahoo! JAPANやGoogleであなたのサイトが検索結果ページから消されるのは、すべてのページに同じキーワードを5%以上書いたときです。

 例えば、「中古車販売」というキーワードで上位表示を目指している企業が、トップページのみならず、すべてのサブページにも「中古車販売」というキーワードを5%以上書いてしまうというケースです。

 キーワードが過剰に書かれているページを検索結果の上位に表示してしまうと、それを見たユーザーが不快感を抱いたり、文章が読みづらくなってしまいます。そのため、Yahoo! JAPANやGoogleなどの検索エンジン会社はこれらのページを上位表示しないような施策をとっているものと思われます。

 私の個別指導先でも、こうした過剰SEO対策の結果、ある日突然自社サイトが検索結果ページから姿を消したということが何度もありました。

キーワード出現頻度をチェックしよう

キーワード解析
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 こうした事態を避けるためには、各ページのキーワード出現頻度をきちんとチェックしておく必要があります。「キーワード解析」というネット上のツールを使えば、誰でも無料で出現頻度を調べることができます。