「食べたくないわけじゃなくて、ただ胃腸の調子がいまいちなんだ」という人は、先にあげたような水分のがぶ飲みをしていないかも要チェック。大量に水分摂取をすることで胃液が薄まって消化機能が落ちているのかもしれない。もちろん、冷たいものばかり摂っていても消化機能が落ちてしまうのはいわずもがな、である。

唐辛子、生姜に落とし穴が!?
体をあたためる食材、冷やす食材

 それでも、うだるような暑さの中であたたかい料理なんて食べたくない!という人は、体をあたためる性質を持つ食品を意識してみよう。

 体をあたためる性質があるといわれている食品には、以下のようなものがある。

・根菜類や芋類のように、地面の下に生えるもの
・味噌、醤油、納豆、チーズのような発酵食品
・塩漬けや味噌漬けにした野菜・肉・魚など
・精白、精製していないもの(玄米、天然塩、黒砂糖、はちみつ)
・乾物

 逆に、冷やす性質のものはこんな感じだ。

・菜っ葉類や果物のように地面の上に出ているもの(菜っ葉類は加熱調理によって温める性質に変わります)
・精白、精製されたもの(白米、白砂糖、人工甘味料、化学調味料)
・酒、お菓子、清涼飲料水、乳製品

 手料理に触れる機会がなかったり、食事の供給源は主にコンビニ!という人であれば、体をあたためる性質の食べ物に該当する食べ物の方が圧倒的に少ないかもしれない。

 ちなみに、唐辛子がふんだんに使われた鍋を食べて汗をかき、「うわ~、体の中からあたたまった~」と思っているとしたら、それはちょっとした勘違いだ。汗をかくということは体を冷やすということ。生姜も発汗を促すイメージが強いが、生のものは体を冷やす。生姜で体を温めたいのであれば、加熱して食す必要がある。