20代独身女性の約76%に結婚願望がある――そんな調査結果を先日、厚生労働省が発表した(『21世紀成年者縦断調査』)。ただ、挙式に関しては、結婚式をしない“ナシ婚”派や、リーズナブルに式を挙げる“スマ婚”派も増えている。

 とはいっても、結婚式は人生の一大イベント。とくに女性にとっては、一生に一度(にしたい?)の憧れのステージだ。一般に300万~400万円かかるといわれる盛大な式を挙げなくても、一度は華やかなドレスを着てみたいという思いは強いだろう。

1着1万~9万円でドレスを買える。レンタルドレスの3分の1から4分の1の価格だ

 そうした女性たちの間で今、話題になっているのが、格安でドレスを販売する展示即売会だ。なかでも「どれせる」は、ウェディングドレスのほか、カラードレス、演奏会・発表会用ドレスなどが、どれも1着1万~9万円。結婚式場のウェディングドレスのレンタル料は20万~40万円が相場だから、3分の1から4分の1で買えてしまう。

 高価なレンタルドレスは、気づかないほどのごく小さな傷や汚れがついただけで、もう貸し出すことはできない。そうしたユーズドドレスやサンプル品、ショーなどで一度しか着ていないドレスなど、いわゆるアウトレット品であることが安さの理由だ。タキシードやティアラ、ベール、パニエ、手袋なども同時販売している。