年収を下げてチャレンジする決断をしたからといって、その後給与が上がるかどうかはわかりません。それでも勇気をもってチャレンジする決断をできる人は、再び給与を以前よりも上げられる自信があるのだと思います。

 逆に、チャレンジするパターンの転職なのに最初から「前職と同等の年収を保証してください」といってくる人は、だいたいその後、うまくいかないケースが多いです。その差は自分に対する自信に加え、給与は結局、自分で稼ぐものだという自覚の違いによるものだと思います。自責と他責の違い、といってもよいでしょう。

 他責の人はうまくいかないとき、その理由を外部環境に求め思考停止してしまいがちです。しかし自責の人は厳しい環境に置かれてもいろいろな失敗から学びを繰り返し、何とか成果を生み出そうとします。その姿勢の差が最終的に転職の成否を分けるのです。

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