自然とお金が貯まる「4つの資金管理法」

 じつは物理的にお金をどこに置いておくかが、とても重要です。それは、お金を使うか使わないかに関係してきます。

 次のようにお金を保管しておくと、預金が苦手な人でも、自然と銀行口座にお金が残っていきます。

〈預金ができる資金管理法〉
(1)給与振込先から5万円定額で別口座に自動的に預金する
(2)基本的に財布の中身が1万円以下になるまで、銀行からお金を引き出さない
(3)口座は、管理がしやすいものを2つくらいつくる
(4)口座にいくらあるかを頻繁には確認しない

 面倒くさがりな人や怠け者の人は、お金を手元に置いておくと、なかなか貯まりません。身の回りにあると、つい使ってしまいます。もし手元になければ、怠け者の人は銀行にお金を下しにいくのも億劫なので、無駄遣いが少なくなります。

 お金が入ってきても、手元に置かず、すぐには使えない仕組みをつくることで、知らないうちに預金が貯まっていくのです。