「仕事=クールな物を生み出す手段」

「正しい問い」と「経験」と「知識」。
 この3つが融合した時、ポラロイドカメラは誕生した。

 ランドは、彼にしかできないことをした。ジェニファーから予想外の問いかけをされたとき、経験と知識があったからこそチャンスをものにできたのだ。それがなかったら、問いかけの意味を理解して行動に移すことはもとより、課題の存在に気づくことすらなかっただろう。変化を呼び起こすことの素晴らしさはここにある。

「それまで行ってきた研究のすべてが、必要なことを学ぶ準備期間だったような気がします。積み重ねてきたことがあったからこそ、暗室を使わず現像を行う方法を思いつき、3年間でこの鮮やかな夢を実現できたのです」と彼は後に語っている。

「いい仕事」をする人は、「仕事=こなすべき目的」ではなく「仕事=クールな物を生み出す手段」と捉えている。だから、誰も思いつきそうもない疑問や、身も蓋もないような疑問を投げかけたり、受け止めたりできるわけだ。

 次回の掲載は9月26日を予定しています。


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