上司の脳タイプがわかれば
企画書だって通し放題⁉

 人間には外見だけではわからない男性脳、女性脳の2タイプがあり、そのタイプに合わせて言い方、伝え方を変えるだけで成果が格段に上がる、というお話をしましたが、これを上司やクライアントへのプレゼンというシーンに当てはめるとどうなるでしょうか。

 自信を持って提出した企画や提案だったのに、相手の琴線に触れずにあっさり却下、そんなときに、

「自分の企画がよくなかったのか」
「この企画のよさがわからないなんてなんてバカな上司なんだ」

 そう思う前に、考えてほしいのが、「この企画は上司の脳タイプに合わせたものになっていたかどうか」ということ。

 上司、もしくはクライアントの脳タイプがわかれば、面白いほど企画を通す事が可能になります。

 実は、相手が男性脳の場合、これ以上はないというキラーフレーズがあります、
 それは、

「○○部長が前回、こうおっしゃっていたのを参考にして考えてみました」

 これは「過去に自分が言った何気ない言葉を覚えてくれている相手に、人は好意を持ちやすい」という心理効果を利用したセリフです。

 このフレーズは先方が男性脳か女性脳かには関係なく使えるテクニックですが、ここであえて、先方が男性脳の場合、と限定したのには理由があります。