ちなみに、6位は「最近の近況が書かれていない」だが、この1年であったうれしい近況報告をしたつもりが、相手から「自慢」と思われてしまうこともあるのだろう。相手との距離感を読みながら、「この人にはこう書いても自慢と思われない」「この人は冗談が通じづらいから、控えめにしよう」などと考えながら年賀状をつくるのであれば、やはり手書きで一枚一枚作ったほうが良いのかもしれない。

 5位の「私製はがきの年賀状(お年玉がついていない)」。「こっちはお年玉つきのはがきで送ったのに…と悲しい気持ちになったため」(28歳女性)、「追加で送られたような気がする」(56歳男性)などのコメントがあった。手書きはOKでも、手作りの年賀はがきはちょっと……ということか。

 6位の「最近の近況が書かれていない」(56票)は、「書けないくらい不幸なのかと心配してしまうから」(65歳女性)、「年賀状だけの付き合いなら、元気でやっているかどうかくらいは知らせてほしい」(45歳女性)、「なかなか連絡が取れないので、どうしているか気になる」(59歳男性)。これらのコメントを読んでふと思ったのは、「最近はSNSを通して、長く会っていない友人の近況を割と知っている場合がある」ということ。近年は年賀状離れとよく言われるが、友人の近況報告を頻繁に見ている層にとっては、その分年賀状の必要性が薄く感じられるのかもしれない。

 ここまで「もらってうれしくない年賀状」をいろいろ紹介してきたが、考え過ぎたり、相手に気を遣いすぎると作業が億劫になってしまうもの。「もらってうれしい年賀状」ランキングの4位は「どんな年賀状でもうれしい」(70票)なので、気楽に年始の挨拶を行ってみてはどうだろうか。

(※)ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、年賀状をもらった経験のある全国の男女10歳~69歳を対象に実施。有効回答数600人(10代から60代まで、男女各50人ずつ)。調査実施日は11月18日~19日。

(プレスラボ 小川たまか)