オービックビジネスコンサルタント(OBC)代表取締役社長の和田成史氏(右)、サイダス代表取締役の松田 晋氏 Photo:DOL

米国で始まった、“攻め”のための人材管理であるタレントマネジメントシステム。タレントという言葉からわかるように、社内の人材をタレントと捉え、最適なところに配置し、生かしていくことで企業力を高めようとする仕組みだ。今年10月、タレントマネジメントシステムをクラウドで提供するサイダスが、勘定奉行でお馴染みのオービックビジネスコンサルタントと業務・資本提携を行った。両社の提携によって目指すものは何か。そして日本の中堅中小企業にもタレントマネジメントは普及していくのか。オービックビジネスコンサルタントの和田成史社長、サイダスの松田晋社長に語ってもらった。(取材・文/三浦優子、ダイヤモンド・オンライン編集部 指田昌夫)

人材活用システムを
中小企業まで広げたい(和田)

――2014年10月30日付で、サイダスとオービックおよびオービックビジネスコンサルタント(OBC)との業務提携が発表されました。

サイダス松田社長 わが社はタレントマネジメントをクラウドで提供しています。これまでは大手企業のお客様中心でしたが、最近になってその他多くの企業のお客様からの問い合わせが増えてきました。

 多くの企業は、人材管理は人事システム、給与システムで行われていることがほとんどです。そしてそのデータを、タレントマネジメントに有効活用することができないケースが多いようです。

 タレントマネジメントシステム導入する際の壁があることをなんとか変えたいと思ってきました。そのため、中小企業のユーザーを多数持つOBCさんと提携することで、その壁を破ることができるのではないかと考えたのです。

 また、これは個人的なことなんですが、僕は和田社長に憧れていたんです。僕自身、昔はパッケージソフトを売っていました。だから、パッケージソフトを販売し、それがプラットフォームとなるものまでに育て上げた和田社長を尊敬していたんです。弊社の会長が和田社長を知っていると聞いて、「ぜひ、会わせてください!」とお願いしまして。そうしてお会いしたのが最初の出会いですね。