3:「報酬」で自分をつる
それでもどうにも自分を動かせないというときは、原始的な手ですが、「報酬」で自分をつってみてください。まずは「ここまで達成できたら、この報酬をもらう」ということを決めてください。スモールステップであれば、より動きやすいでしょう。
「参考書を10ページこなしたら、漫画を一話読む」とか、「15ページ英文を読んだら、一曲好きな曲を聴く」とか、「A4一枚の資料をつくったらスイーツを食べる」とか。単純な方法ですが、区切りが明確になるだけでも自分を動かす高い効果があります。
この際、「1時間がんばったら」といった時間で切った抽象的な目標よりも、参考書のページ数など具体的な目標を設定したほうがよりモチベーションにつながります。そうやって一度自分を動かしてしまえればしめたもの。
意志の強い人でも弱い人でも、着手して最初の5分をやるのがいちばんエネルギーを要するといいます。一度自分の重い身体を動かしてしまうと、いつのまにか集中してしまっている自分に気づくはずです。