見知らぬ誰かとチャットするという行為そのものは、珍しいものではない。オンライン上にはそれこそ無数のチャットの場が存在している。またLINEやSkype、カカオトークなど、知り合い同士で簡単にチャットできるアプリも人気を集めている。
「Vive」が他のチャットと違うのは、見知らぬ他人とチャットすることを前提としつつも、アプリを利用するには会員になる必要があること。また会員になるには、簡単な審査を受ける必要がある点だ。
iTunesでアプリをダウンロードすると、3つの簡単な質問が提示される。1つめは、どんなことに興味があり、どのようなスキルを共有できるかというもの。「どんな人たちとViveでチャットしたいか」というのが2つめの質問。最後の質問は、親友はあなたをどのように説明するでしょうか、という内容だった。
その後、チャットしたい相手の年齢設定(これはあとでも変更可能)画面が表示され、まずはここまで。あとはViveの審査を待つ。
審査と書かれていたので、1日程度かかるのかと思いきや、数時間後には承認メールが届いた。次はプロフィールの設定である。まず写真をアップし、自分が話せる言語、自分の住んでいる地域、職業、学歴、関心があることなどを入力する。