お礼状は定型文で書いちゃダメ?
「有難い」気持ちが伝わればOK

 さて、いざお礼をするとなったら困るのが「お礼状」の文面でしょう。どういう文面で書き始めて、何を書いて、どう終わればいいのか。ネットなどで定型文を探したくなるところですが、実際にはどのように書けばよいのでしょうか。

 月に700枚、通算15万枚以上のハガキを書いているという元自動車販売のトップセールスマン、ハートウォーマー代表の阿川龍翔さんは、お礼状についてこう語ります。

「『お礼状』という決まった文章があると思っている方もいるかもしれませんが、実際には、そんな『定型』のマナーは存在しません。大切なのは、どれだけ『有難い』と感じているのか、その素直な気持ちを相手に伝えることです。お礼状を書いたから、物事が上手くいく、書かなかったから上手くいかないということではありません。皆さんの思いは心の中にしまっているだけでは、誰にも伝わりません。今の世の中だと電子メールなどもありますが、お礼状という紙に、皆さんの素直な想いをのせて、形として届けることは、より丁寧で、後々まで印象に残ることでしょう」

 つまり、お礼状には正解が1つではないということです。あなたの「有難い」という気持ちがより伝わるように、電子メールではなく、手紙という形で。また、文面も丁寧だけれども定型のものではなく、あなたならではの想いが伝わる独自のものに挑戦してみてはいかがでしょうか。