仕事や人生はキャリアプランのようにはいかないもの。人生を「旅」ととらえ、新しい場所へと動いていくほうがずっと可能性は広がる。そのとき必要になってくるのは、自分にとって大事なことを優先し、いかに充実と幸せをデザインするかだ。著書『だから、僕らはこの働き方を選んだ』から一部を抜粋して紹介。
※この記事(2011年12月16日公開)は、東京R不動産がテレビ東京系列「カンブリア宮殿」に出演したことを記念して、再配信しています。

左から馬場正尊氏、林厚見氏、吉里裕也氏

ビジネスリーダーたちからも多数推薦!

「これからの組織の本質が、ここにはある。個人が活き活きと自律的に働くこと。事業はそれに尽きる。 自由でフェアなチームは、清々しく、美しい。」
――江副浩正 氏(株式会社リクルート創業者/特例財団法人江副育英会理事長)
「これぞ、ノマド的に生きるための理想の働き方!20代にこそ読んでほしい本。」
――本田直之 氏(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長)
「好きなことを、好きな仲間と、自由にやって、それでちゃんと食べていける。こういう人たちこそ、真の勝ち組なんだ。あぁ、ウラヤマシイ!」
――小山薫堂 氏(放送作家/脚本家)
「私もユニークな組織作りに興味があるので勉強になりました。」
――柳澤大輔 氏(面白法人カヤック代表)
「我慢という美徳を、喜びという価値に置きかえた一大事。」
――遠山正道 氏 株式会社スマイルズ(Soup Stock Tokyo)代表取締役社長
「自分たちの船をつくって、海を渡りたくなる本。」
――西村佳哲 氏 リビングワールド代表/働き方研究家
「やるべきことを楽しくできる、が何よりの幸せ。この働き方は一つの理想形だと思う。」
――小暮真久 氏 TABLE FOR TWO 代表理事/『「20円」で世界をつなぐ仕事』著者

好きなことを仕事にすべき?

 好きなことを仕事にするのがいいのか悪いのか、については意見が分かれるのではないだろうか。「好きなことは仕事にしないで趣味にしておく方がいいよ」と言う人もいるし、「好きなことで食えるほど幸せなことはない」という話も聞く。それぞれ説得力がある。

 でも実際のところ、コトはそんなに単純ではないのだ。人によっては「好きなこと」が「食えること」でない場合もある。「食える」ようにするためには我慢や妥協が必要だから、結果的に好きなことを仕事にすることで不幸になるということもあるのかもしれない。いろいろな議論があって、この話はなかなかキリがない。

 僕らの場合、基本的に好きなことを仕事にしている。少なくとも志に対して誠実で、正しいと思えることをやっている。それはとても幸せなことだと思っているし、今後大変なこともあるだろうし挫折することもあるだろうが、基本的にそうすべきだと思っている。そして今のところ、僕らはそれで食えている。

 ただ僕らは、好きなことをある程度「戦略的に」やっている。それが結構重要だと思っている。「好きだから食えなくてもいいんだ」ではなくて、好きなことだからこそ、社会的にきっちり成立させ持続させることに心血を注ぐ。だから自分たちがストレスなく続けていけるように工夫する。そしてもちろん、好きなことの範囲を広げたりしながら、より充実しようと思って働いている。