10年前は貧乏でお金の知性がまったくなかった僕が、今では5つの会社を経営し、15棟のビルやマンションを所有するまでになり、経済的な自由を得ることができました。――なぜなら、僕は「お金の知性」を磨きづづけたからです。あなたの年収は学歴や職歴ではなく「お金の知性」で決まるのです。「お金の知性」を磨くために必要な、心に残る『お金の格言』を毎回ご紹介します。

★今回の格言

100回負けても、
最後に勝てばいい

 中国の漢王朝の始祖・劉邦(りゅうほう)は、徹底的に弱い戦国武将でした。生涯のライバルである項羽(こうう)に負けつづけましたが、99回負けたあげく、最後に1回だけ項羽に勝って中国を統一しました。

 お金の知性が高まれば必ず豊かになっていくのですが、伸びる瞬間を待てずに、小さな失敗が続くとあきらめてしまう人がいます。

 でも、自分が負けを認めないうちは負けではありません。10回負けても11回目に勝てば勝ち、100回負けても101回目に勝てば勝ちなのです。

 大事なのは、うまくいかなかったときに、なぜ失敗したか学ぶことです。学びと実践を積み重ねていけば、いつか必ず大きく成長するときがきます。

 「学んで行動して、失敗して学ぶ」この繰り返しが、投資で大きく成功するための条件なのです。

 いまのうちに、できるだけ多くの失敗をしておきましょう。