Q.24時間利用できるフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の看板が、最近目立つようになりました。一方でそれに対抗してティップネスが「ファーストジム24」を始めました。ジム利用者の堀江さんは、こうしたフィットネス業界の変化と今後をどうとらえていますか。

フィットネス、トレーニングも
時間と空間を選ばず "隙間時間" でこなす時代に

A.フィットネス業界といえば、ライザップの大規模な広告宣伝費の投下が最近のトピックスですね。

 低炭水化物および効率的な筋トレによるダイエットは、一定の効果が見込めますから、高額であっても入会者が絶えないようです。

 また隙間時間を有効活用したいというニーズに、ジムでのトレーニングがうまく応えているという面もあると思います。私も深夜や早朝にトレーニングしていることが多いです。

 また、グリーが月額9800円でフィットネスに通い放題の「Lespas(レスパス)」という新サービスを開始しました。つまりフィットネス需要も時間や場所を選ばない方向性にシフトしてきているということです。

 トレーニングを続けていくためにはサボる理由をできるだけ減らすための工夫が一番大事で、そういう意味で空間や時間からフリーになるというのはサボる理由を大幅に減らすことに繋がります。今後は、そのような方向性のサービスが流行っていくのではないでしょうか。