ボーナスの支給額がおおよそわかったら、「貯蓄」と「消費」に予算分けをする。ボーナスこそ、「残ったら貯蓄」が難しい。コンサルティングに来る相談者には、ボーナスうちの半分の額を先取りで貯蓄するようアドバイスしている。残りの半分の「消費」について、家族でボーナス会議を開き予算オーバーしないよう優先順位を決める。

 たとえばボーナスの手取り額が70万円で、そのうち35万円を給与天引きや銀行の自動積立で貯蓄すると、メイン口座に残るのは35万円。ボーナスから「消費」する予定の35万円をメイン口座に長く置いておくと「何となく目減り」してしまうのでサブ口座に移しておく。

 同じ銀行で同じ名義人の口座は「振替(ふりかえ)」という機能を使って、ATMにもネットバンキングで預金を無料で移動させることができる。サブ口座は、貯蓄用として持つのではなく、ボーナスの「消費」部分の目減り防ぐために一時的にプールしておくための口座として使う。

「消費」のうち、現金で支払うものはサブ口座からキャッシュカードで現金を引き出す。電化製品などの買い物代金をクレジットカードで支払った場合は、利用代金の引き落とし日の前にサブ口座からカードの決済口座であるメイン口座に「振替」をして戻しておけばいい。

誰でも“貯金体質”になれる銀行口座活用術