あなたは就職活動にストレスを感じるタイプですか?それとも平気なタイプですか? Photo:jedi-master-Fotolia.com

 突然ですが、広辞苑で「ストレス」の意味を調べてみました。すると、

「種々の外部刺激が負担として働くとき、心身に生ずる機能変化。ストレスの原因となる要素(ストレッサー)は寒暑・騒音・化学物質など物理化学的なもの、飢餓・感染・過労・睡眠不足など生物学的なもの、精神緊張・不安・恐怖・興奮など社会的なものなど多様である」

 という説明がされています。

 就職活動・転職活動は、非常にストレスがたまりやすいものです。新卒であれば社会人になることへの不安はもちろん、そもそもの選考に対する恐怖もあります。内定を取れた方であれば、その会社に就職をすべきかで悩むこともあるでしょう。もちろん就職活動自体を楽しめる方がいるのも事実ですし、本連載でも就職活動自体が大きな成長のチャンスであると伝えてきました。

 ただ、これから気温もますます高くなります。慣れないリクルートスーツで炎天下の中、企業を回り続けるのは体への過度な負担に繋がります。楽しんで就職活動を行っていても、どこかでストレスの原因となる要素が入り込んでくる可能性は大いにあるのです。

 そこで今回は、いかに就職活動中のストレスを発散していくかについて、ご紹介していきたいと思います。

歌う、汗を流す、書くだけでOK!?
一人でもできるストレス解消法

 ストレスをまったく溜めないというのは、非常に難しいことです。何か行動を起こしてストレスを感じることもあれば、逆に何もしないのにストレスを感じることもあります。

 例えば就職活動であれば、不採用に落ち込み、ストレスとなる場合もあれば、周りの友人などの就職活動の状況を聞くだけで焦りや不安を抱き、ストレスになることもあります。

 これはあくまで私の経験上ですが、ストレスを感じたときは大声を出したり歌ったり、発汗するなど体からストレスを「出すこと」が重要だと思っています。