先週の総括

 先週の日経平均は週初め急落したもののその後は薄商いのなか小動きとなった。週初は米国株式が急落したため8000円を割り込んだものの、押し目買いも入り下げ渋る展開となった。

 週末にかけては材料難のために上下どちらにも動けず、結局前週末比7.0%安い7917円で取引を終えた。売買代金は超閑散といえる1兆5000億円前後にとどまっている。

 米国自動車業界の救済の行方を見守りたいという姿勢が強い。欧州の中央銀行が利下げで歩調を揃えたが、ほとんど材料視されなかった。

 規模別には大型株の下落が大きかった。マザーズ指数は前週末比4.4%の下落となった。業種別には、紙パルプ・電力ガス・情報通信が上昇する一方、その他金融・輸送用機器・鉱業が大きく下落した。

今週の予報

自動車業界:
頼みの新興市場も失速しており
「曇」→「雨」

曇
雨

 今週の日経平均は引き続き閑散のなか小動きとなるだろう。但し米国自動車業界の救済に決着がつけば、再び動意付くことも考えられる。新日本石油と新日鉱HDの統合が発表になったが、世界的な需要縮小に合わせた再編は今後も続くであろう。小体の企業が多い食品・機械業界に注目したい。

 世界を代表する日本の自動車業界の株価が変調だ。自動車株を含む輸送用機器業種指数の騰落率は、2006年はTOPIXを大幅に上回っていたものの、2007年以降は下回り始めた。